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- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000026758
作品紹介・あらすじ
学術情報の生産・流通・蓄積を、書斎から図書館・博物館のレヴェルにいたるまで具体的に提案する、今日のテクノロジーの中で考察された創造のための情報管理論。
感想・レビュー・書評
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まず、認識が違ったのは、「情報を管理する方法を説明したハウツーもの」ではなかったということ。
どうすれば情報管理をうまくやれるか、みたいなことはあまり書いてない。
そういうのはおそらく「知的生産の技術」に書いてある。
とはいえデータベース設計の基礎となる「何をもって1レコードとするか?何に対してインデクシングするか?」をちゃんと考えることの重要性を改めて認識。(普段考えなさすぎ)
1990年発行の本だけれども、読み取るに、(当時はまだない)Google的な性格を図書館に求める、「図書館(+博物館)はGoogleであるべき(博情報館)」的主張。
これ言われたら司書の人たいへんだわ、と思いながら読み進めると、終わりのほうで今のネットの世界でいうところの「エゴサ」の重要さについても言及されていてやばい。
この人ほんとうにやばい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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