- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000053686
作品紹介・あらすじ
ノーベル賞物理学者ファインマン最後の愛と冒険。初恋の人アーリーンの謎めいた手紙攻勢に、ファインマンはてんてこまい。結局まんまと計略にひっかかってしまう。自分の著書についてウーマンリブに問いつめられれば理路整然と反撃し、逆にやりこめてしまう。そしてスペースシャトル爆発事故の原因調査で駆けまわり、ついには公聴会の席でテレビカメラを前に実験までして見せるなど、痛快で情熱あふれるエピソードを満載。
感想・レビュー・書評
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鳥について知ろうとする時、その鳥の名前を何カ国語で覚えたとしても、結局何も知ったことにはならない。だから鳥が何をしているのかを実際によく見てみよう、というのはファインマン氏のお父様の教えです。
1965年のノーベル物理学賞の原点がこんなところにあったのかという小さな驚きと共に、ファインマン氏のユーモアのセンス、絵画の才能にまで触れられ、どんな分野の人にもお薦めできる内容です。
本書の前に出版された「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と合わせて読んだ後に、「筑波大学ギャラリー」に展示されているファイマン氏直筆の色紙を見に行けば、きっと感慨もひとしおでしょう。
(2011ラーニング・アドバイザー/図情 NISHIURA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1120565&lang=ja&charset=utf8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
編者のラルフ・レイトンが「まえがき」に書いているように、悲劇的な話が多い。特に、死別した最初の妻アーリーンの話は、読むたびに悲しくなる。しかし、それでも、こういう人生を送れたら楽しいだろうなと思う。ラマチャンドランが「脳のなかの幽霊、ふたたび」の最終章(第5章)で引用していた文章の出典は、この本の末尾に収録された講演「科学の価値とは何か」のようだ。
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ご冗談でしょう、ファインマンさん、の次に書かれた本。
1986年のチャレンジャー事故調査委員会での話がメイン。
自分を貫き、科学者の視点で問題を解決していこうとする姿勢がすばらしい。 -
(「BOOK」データベースより)
ノーベル賞物理学者ファインマン最後の愛と冒険。初恋の人アーリーンの謎めいた手紙攻勢に、ファインマンはてんてこまい。結局まんまと計略にひっかかってしまう。自分の著書についてウーマンリブに問いつめられれば理路整然と反撃し、逆にやりこめてしまう。そしてスペースシャトル爆発事故の原因調査で駆けまわり、ついには公聴会の席でテレビカメラを前に実験までして見せるなど、痛快で情熱あふれるエピソードを満載。 -
この本は、ちょっと趣向が異なる。。ファインマンの切ないところが出ている。最初の奥さんとの話にて。死の直後には涙も出なかった。だがしばらく経って街中で奥さんに似合いそうな服を見かけて、「あぁ、似合いそうだな」と思ったとたん、涙があふれた、というお話とか。。
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困らせてます、ファインマンさん。
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本当に困ってしまいそうなファインマンさんですが、チャレンジャー事故の解明の件などはとても面白く、必読に値します。
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