新感覚物理入門 ― 力学・電磁気学の新しい考え方

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000054515

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  • 電磁気学の電磁場は、単位電荷に働く、力によって定義されている。力線には張力が働いている、この状況を釣竿の力学と比較してみる。
    力線は、釣糸に相当する。力線に沿って運動量の流れが生じている。運動量の吸収は、力線の両端だけで起こる。
     → 化勁

    両端の電荷A、Bに力が働くことにする。電場で本質的に重要なのは、全空間に力線群であって、電荷に働く力というのは単なる結果に過ぎない。
     → 情報、単語からテキスト、文脈へ

    ファラデーの場の概念の本質は、電磁場は電気力線と磁束線の走る空間であり、力線は、引っ張られたゴム紐のように振る舞うという直感的イメージ。
     → ネット言論と炎上、ポピュリズム

    力を定義する
    微分可能性とは、局所的に比較関係が成り立つこと。
    質点系(質点の集まり)の全運動量は、その重心に全質量が集中していると仮定したときの運動量と同じである。
     → 立禅(床面からの抗力(束縛力))

    一様重力場で石を持ち上げる場合、持ち上げる速度が一定であれば、手は鉛直上向きのm gの力で石を押し上げながら上向きに動いている。
     → 割り算、分数

    保存力の無くなった、今の日本、日本人。記憶、傷、恨みの希薄化、平成でかなり漂白されたな。もう分断ですらない。衰退している文化、文明だな。
     → 内積の枠組み化、クロスオーバー

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著者プロフィール

日本の物理学者。1988年文化勲章受賞。
2004年死去。

「1989年 『複素解析と流体力学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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