辞書には書かれていないことばの話 (もっと知りたい!日本語)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000068253

感想・レビュー・書評

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  • 購入して何年も放置していたが、書かれている内容を把握して驚いた。タイトルから推測していたのが、重度の方言スラングの類を扱ったもの、だが実はチョムスキーと少なくも通じるコンセプトだった。チョムスキーのやっていることは自然科学の骨髄である数学的証明という生成文法だが、鶴亀算さえ判らなくなっている脳にしてみれば、構築されたものを見せられても、ああそうですかというしかない。さて、この本に書かれていることは、その生成文法と同種というか同じ視覚のものである。

  • 文法の概説書みたいな感じ。


    仁田義雄は好きなんだけど、専門書で読むと新しいワードを多様してきて、あたしには読みづらいというか理解しづらかったので、これくらいが丁度いい気もします。


    他の内容もこれくらいの易しさで書いて欲しいなぁ。

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著者プロフィール

大阪大学名誉教授 文学博士。1946年大阪府茨木市生まれ。
主要著書に、『語彙論的統語論』(明治書院、1980)、『日本語のモダリティと人称』(ひつじ書房、1991)、『副詞的表現の諸相』(くろしお出版、2002)、『ある近代日本文法研究史』(和泉書院、2005)、『仁田義雄日本語文法著作選』(ひつじ書房、2009~2010)。

「2021年 『国語問題と日本語文法研究史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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