- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000070478
作品紹介・あらすじ
罪を犯してから神から追放を受けた人類とその人類に対する神の救いが聖書全体をつらぬく問題であるとすれば,旧約巻頭のこの書こそ、その問題への出発点である。天地の創造、人類のはじまり、楽園追放、ノアの洪水、その子孫の増加、そしてイスラエル民族の祖先たちの罪と罰の記録。次々に壮大な神と人類の物語が展開されてゆく。
感想・レビュー・書評
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説教臭くなく、物語として楽しめた。
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創世記はじめて読みました。なんだこのエロは。
最初の頃の「光りあれ」で世界を作ったり、アダムとイブを追放する辺りはまだよい。カインとアベルの辺りからだんだん猥雑になっていく。これ旧約聖書だよね?
性欲や金銭欲や権力欲などあらゆる欲望が蠢く世界。近親相姦や姉妹揃ってとかもう何だか神話の世界って凄い。日本神話やギリシャ神話もそうだけど、神様の話って性についてはおおらかだよなぁ。 -
神話と思って読んでみたら、人間の歴史を想像で書いてる話だったので興味がわかず、流し読みして終わり。
ノアの方舟のストーリーをしれたのが個人的な収穫。 -
これまで矛盾に満ちた話と思えた創世記の中身の由来がわかって、大変面白かったです。
これを高校時代に読んでいればカトリックのSさんとプチ宗教戦争を起こしてなかったのになあ・・・。
文章の途中から違う文が入ってくるなんて、史学科だったけど口伝なめてました。ページをめくるたびに驚かされます。