免疫をもつコンピュ-タ: 生命に倣うネットワ-クセキュリティ (岩波科学ライブラリー 121)
- 岩波書店 (2006年7月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000074612
作品紹介・あらすじ
生物のもつ免疫は、さまざまな抗体によって未知の病原体にもあるていど対応し、さらには一度感染した病原体には二度と感染しないという優れた防御システムである。これをコンピュータウイルス対策に応用できないだろうか。あいつぐ情報流出などで日々世間を騒がせるウイルスに先手を打つ画期的セキュリティシステムを提案する。
感想・レビュー・書評
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0円購入2011-04-13
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コンピュータセキュリティに、免疫学の発想を持ち込んだもの。よくよく考えると、ウイルスに例えるくらいだから、当たり前といえば当たり前か。
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人体の免疫系のしくみを適用することにより、コンピューターウイルスに対する強力な自立分散型の防御系が築けるという内容の研究紹介。そのセキュリティーの利用範囲を広げることにより、プロセスや通信を管理する、ネットワークのインフラとしても使えるとの示唆が面白い。
想定する読者は一般向けだろうか?ならば説明はもっと直感的に詳細を省いて行ったほうがよいと思った。 -
免疫系をロボットシステムに導入することによって各コンピュータに免疫系セキュリティを導入することからそれぞれのコンピュータを一般的な脅威から守ることが可能になる。そして、これらの免疫系の枠組みを拡大させ分散機器を制御するシステム内に組み込むことで不正アクセスを探知する設計もできる。
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図書館で他の本を借りたついでに、近くの棚にあったこの本を、タイトルに引かれて借りたんですが、内容はよくわかんなくて、読み飛ばしてしまいました…
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