日本列島の生い立ちを読む (自然景観の読み方 新装ワイド版)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000078443

作品紹介・あらすじ

「現在は過去を解く鍵である」-イギリスの地質学者、ジェームズ・ハットンの言葉です。野外に出て崖を眺める、そこに露出している地層を観察する、触れてみる。それが日本列島の生い立ちを読むスタートです。この大地は、どこで生まれて何でできているのか?地層の観察、化石から知る地質年代、大地を動かすプレートテクトニクス。それまでの定説を書き換えた、チャートの起源と放散虫化石の研究。さまざまな視点から4億年の大変動を読み取れば、生きた地球の長大な歴史を感じられます。

感想・レビュー・書評

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  • 日本列島の生い立ちを地層から読み解く好著。東北日本はかつては今の伊豆小笠原列島と同じ状態だったというのは知らなかった。驚いた。これからはどうなるのであろうか、というあたりが知りたい。

  • シリーズもの

  • 本シリーズは、身近にある日本の自然について,自然地理学的な見方で触れた読み物であり,地球への知的好奇心を十分にあおりそして満たす本である.

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著者プロフィール

1939年生まれ。理学博士。東北大学理学部地学科地学第一学科卒業、同大学大学院修士課程修了。国立科学博物館地学研究部長、神奈川県立生命の星・地球博物館館長を務めた後、2014年より同館の名誉館長に就任。

「2019年 『図解 奇跡のしくみを解き明かす! 「地球」の設計図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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