大人と子どもの絆: いのちの対話 (岩波ブックレット NO. 741)
- 岩波書店 (2008年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000094412
感想・レビュー・書評
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すっと胸におりる、やさしくて素直な問いかけが、言葉が、いっぱい詰まってた。
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12年ほど前にラジオで放送された「いのちの対話」シリーズの一つの回。当時よく出ておられた、大平光代さんや水谷修さんが出ておられる。なかなかに興味深かった。
公開収録で出演者の新沢としひこさんのうたは、Youtubeで探して聞けた。すごいね、現代の文明の利器は?!
最後に村上アナウンサーが引用した「ペルシャ人の言葉」が印象的:
「あなたは子どもたちに愛を与えることはできるが、あなたの考えを与えることはできない。なぜなら、子どもたちは子どもたち自身の考えを持っているのだから。
あなたはこどもたちの体の世話をすることはできるが、彼らの魂をそっくり飼い馴らすことはできない。なぜなら、彼らの魂は、あすという住処に息づいているのだから。
あなたは子どもたちのようになろうと努めてもよいが、子どもたちをあなたのようにしようなどとしてはいけない。なぜなら、人生は後ろ向きに進んでいくものでもないし、きのうのままでとどまっているものでもないのだから。」
飼い馴らすということばに、前に読んだ安富さんの「星の王子さまは・・」の本を思い出した。うわあ・・あのときいろいろ読んだこととリンクする部分もあるなあ・・。
親の立場として、今まさに「思い通りにならない」ことにぶち当たって、あらためてこの言葉をかみしめたのだった。これが何千年も前の言葉だって言うから驚きだ。 -
三葛館一般 371.6||KA
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