大人と子どもの絆: いのちの対話 (岩波ブックレット NO. 741)

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  • Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000094412

感想・レビュー・書評

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  • すっと胸におりる、やさしくて素直な問いかけが、言葉が、いっぱい詰まってた。

  • 12年ほど前にラジオで放送された「いのちの対話」シリーズの一つの回。当時よく出ておられた、大平光代さんや水谷修さんが出ておられる。なかなかに興味深かった。
    公開収録で出演者の新沢としひこさんのうたは、Youtubeで探して聞けた。すごいね、現代の文明の利器は?!

    最後に村上アナウンサーが引用した「ペルシャ人の言葉」が印象的:
    「あなたは子どもたちに愛を与えることはできるが、あなたの考えを与えることはできない。なぜなら、子どもたちは子どもたち自身の考えを持っているのだから。
    あなたはこどもたちの体の世話をすることはできるが、彼らの魂をそっくり飼い馴らすことはできない。なぜなら、彼らの魂は、あすという住処に息づいているのだから。
    あなたは子どもたちのようになろうと努めてもよいが、子どもたちをあなたのようにしようなどとしてはいけない。なぜなら、人生は後ろ向きに進んでいくものでもないし、きのうのままでとどまっているものでもないのだから。」
    飼い馴らすということばに、前に読んだ安富さんの「星の王子さまは・・」の本を思い出した。うわあ・・あのときいろいろ読んだこととリンクする部分もあるなあ・・。
    親の立場として、今まさに「思い通りにならない」ことにぶち当たって、あらためてこの言葉をかみしめたのだった。これが何千年も前の言葉だって言うから驚きだ。

  • 三葛館一般 371.6||KA

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=53065

  • 8月新着

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著者プロフィール

諏訪中央病院(長野県)名誉院長。「住民とともにつくる医療」を一貫して提案、実践。チェルノブイリの救護活動、イラクの小児病院への医療支援なども行う。

「2006年 『どうして勉強するの?お母さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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