岩波講座 現代の物理学 17 超伝導・超流動

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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000104470

作品紹介・あらすじ

超伝導・超流動の研究は、BCS理論の成功という大きなピークのあとも、Josephson効果、液体3Heの超流動、重い重子系での特異な超伝導などをめぐってめざましい発展をみてきた。さらに銅酸化物高温超伝導体が最近の大きな話題となっている。本書ではまず、一般化されたBCS理論を解説し、強結合理論、GL理論、そして内部自由度をもつ超流体の例として3Heの超流動を取り上げる。さらに、重い電子系と銅酸化物の超伝導の特徴をもとめ、今後の研究の出発点とする。

著者プロフィール

1953年京都大学理学部物理学科卒業。理学博士。京都大学名誉教授。2010年歿。著書『量子物理学の展望』(編著、1977)『弾性体と流体』(1983)『超電導・超流動』(1993)『超伝導の探究』(1995、以上岩波書店)。訳書 ブローダ『ボルツマン』(共訳、みすず書房、1957)ランダウ/リフシッツ『場の古典論』(共訳、東京図書、1954)ほか。

「2021年 『量子力学の数学的基礎【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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