先端技術の行政法理

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000236058

作品紹介・あらすじ

高速増殖炉「もんじゅ」の事故が動燃解体のきっかけとなったように、先端科学技術の開発・研究は、社会に与える脅威・危険性への配慮や国民のコンセンサスなしに進めることはできないところまで来ている。わが国の原子力法制、遺伝子技術法を素材にして、気鋭の行政法学者が、安全規制、情報公開や住民参加、司法統制の在り方などの法的諸問題を考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 一見原子力とは関係がないかもしれない題材である。
    考えてみると,原子力は先端技術であり、法の整備が十分でない可能性があるため、題材としては重要であることが分かった。

    福島第二原発訴訟についての解説がある。
     原子炉等規制法の解釈が書かれている。
      原子炉設置許可の段階,原子炉施設の基本設計に関する事項もある。
      
    法の判断は,安全の審査ではない。本当に必要なのは安全の審査の仕組みとそれを支える技術と技術者なのではないだろうか。

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著者プロフィール

法政大学教授・一橋大学名誉教授

「2021年 『科学技術と行政法学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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