脱「風景写真」宣言: 二〇一〇年の花鳥風月

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000237680

感想・レビュー・書評

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  • ときどき読み返してみたいと思う本。写真を見ただけでは分からない、写真家の思考を追体験できる。いいですね。

  • ニコンF3に50ミリF1.4 これが原点なんですね~

  • お手本通りの風景写真を撮ることに飽き足りなくなったとき、自分なりの個性を打ち出した作品を撮るためには、なにが必要になるのか?自然とは、自然を撮影することの意味は?自然は死生の循環が広がる世界。歳を重ねると死が自然に還ることを意識する。花鳥風月という自然観は死生観。人も自然のうち。枯葉のようにやがてこの世から消滅する命。写真のテーマを持て。著者の場合、木、湖、日本海、渡来仏、朱鷺、カバ、ダイコン、夜、桜、花、海、青空、風、盆、正月、死生。

  • 自然・風景・人物等々を写真に撮る時、無意識に日本画「花鳥風月」の美意識を構図にしてしまう。写真と言葉いずれも楽しく魅了する。

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