デヴィッド・ボウイ 無を歌った男

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 73
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000240611

作品紹介・あらすじ

誘惑する異星人か、ロック共同体の救世主か、はたまた死者を連れた亡霊か——。ロックとロックならざるものの境界を、変幻するスタイルでラディカルに問いつづけたボウイ。多彩な煌めきを曳いて流れたその星(スター)の軌跡に、或る一貫した「作家性」を認め、綿密な作品批評を通してひとつの稀代の美学・思想として読み解く。渾身の作家論。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた本だが、購入しよう。再読する際は頭からではなく、アルバム単位・時代単位で読んでみたい。
    日本人だと深読み出来ない、歌詞や単語に隠れた意味、発声法と強調箇所。また他作品との関連性まで、日本人の著者が書いている。素晴らしいデヴィッド・ボウイ研究書。
    昨年、映画「ムーンエイジ・ドリーム」を観たが、この本を先に読んでいたら、あの映画を観た時、「むむ?」と思った箇所についてももう少し理解出来た気がする。

  • スターマン、レベルレベルとかヒーローズ、好きだったなぁ。でも、歌詞を深く読んだことなかった。もう一度、最初から歌詞を読みつつ聴いてみよう。

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著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授

「2022年 『イメージの記憶(イメージのかげ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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