文化のオフサイド/ノーサイド

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000246217

作品紹介・あらすじ

ここ十数年来の文化変化を中国と日本という二つの視点を通して点描し、地球経済の一体化、情報通信技術やニューメディア・テクノロジーの発達によって、かつて文化と文化のあいだにあった影響関係が、どのように多層的な結合関係になったか、また、来るべき将来に何をもたらすかなどについて、消費、メディア、教育、文学表象など複数の角度から検証する。異文化理解や文化受容などといったパラダイムの再編、および文化理論の再構築を視野に入れた、意欲的な現代文化批判。

著者プロフィール

1953年生まれ。華東師範大学卒業。1988年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、1991年同大学院博士課程修了。博士(学術)。東北芸術工科大学助教授、国学院大学助教授、明治大学法学部教授を経て2008年より現職。著書に『恋の中国文明史』(筑摩書房〈ちくまライブラリー〉、1992年/ちくま学芸文庫、1997年、読売文学賞)、『近代中国と「恋愛」の発見―西洋の衝撃と日中文学交流』(岩波書店、1995年、サントリー学芸賞)、『美女とは何か――日中美人の文化史』(晶文社、2001/角川ソフィア文庫、2007年)、『夢想と身体の人間博物誌――綺想と現実の東洋』(青土社、2014年)、『時代の憂鬱 魂の幸福――文化批評というまなざし』(明石書店、2015年)ほか多数。

「2024年 『与謝野晶子の戦争と平和』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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