- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000246446
感想・レビュー・書評
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611.3
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生きるだけで精いっぱいである時代を超えて、じゃあ生きて何をするの? と問われる時代になっている気がする。いやもちろん、生きるのが第一なんだろうけれど……少なくとも生きるだけで精いっぱいではない人は、それを考えざるを得ないような。
……豊かさとは何でしょうね。 -
賞味期限
エマーソン食料寄付法
バックパックプログラム
カーブスジャパン
「相手の立場に立って考えよう」と私たちはよく言ったり、言われたりする。けれど「つい、相手の立場に立ったつもりになって、こうしてあげよう、あぁしてあげよう」となると、相手から思うような反応が得られなかったときなどに「差別的な偏見を、かえって自分の中につくってしまう」 -
企業でまだ食べられるのに捨ててしまわなければならない食べ物を、引き取って、それを福祉施設やシェルターに配布する、こんな活動があるなんて初めてしった。
缶詰が詰まったダンボールが凹んでいるというだけで、中身は全然食べられるのに、1箱全部返品になり、結局廃棄処分せざるを得ない。
そうやって、たくさんのまだ食べられるものが捨てられている一方で、日々の食べ物に困っている人たちがいる。
こういう活動がもっと広がるといいなぁと思う反面、廃棄が少なくなるような工夫も必要、でもそうすると、この運動が立ち行かなくなる...?
アメリカで始まったこの運動のこれからの課題なんかも書いてあった。
フードバンクが食べ物を与えるだけでは、貧困はなくならない。長期的に考えれば貧困をなくすことが必要。でも、その対策を練っている間にも、お腹をすかせている人たちは目の前にいるわけで、「今」できることをやることが必要なんだと思った。
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分類=食生活・食糧問題。08年7月。吉兆の問題などで話題になった、残飯の使いまわしですが、食糧を大切に、世界中で飢える人がいないようにするための努力は大事です。