- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000258364
感想・レビュー・書評
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3.5 三匹の豚を自分で育てて自分で食べる、というドキュメンタリー。ペットと家畜の境界線、他の命を奪って生きるということを考えさせられます。
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なかなか面白かった。
愛着がわきつつも、食べるものとしても認識してて、
不思議な感覚だなぁ。
それにしても、畜産って毎日の努力なんだなぁ。 -
豚と生活して、そしてその豚を食べるという。
もっと食べたときのこと書いてほしかった。
震災のくだりはなくてもよかった。 -
文章は真面目な文体できちんとしているが、端々に著者のユーモアがにじんでいて読みやすかった。
3頭の肉をふるまう食事会で食べ残しを出すのは絶対に嫌だった、肉を食べたときに「戻ってきた、これからもずっと一緒だ」と感じたという作者の気持ちを、一消費者として心に留め置きたいと思う。 -
ウケタ。豚を3匹飼ってみて、食うっていうノンフィクションでした。笑
豚を3匹、名前までつけて太らせて食う。
これができるか!っていう感じ。愛着もどんどん湧いてきて、懐かれて、ラスト!どうする!食べるのか!!食べるのか!!!
っていうねぇ。ある意味ヒューマンストーリー。笑
その豚との格闘秘話もとても面白く、なかなか読み応えありです。
ま、結局食ったんだけどね。ラストすごくすごく感激するかと思いきや、ちゃんと処理段階で感情差し込めないような仕組みができてるのがビックリでした。
とても深い感情の人はどうかわからんが、私なら多分いける。そんなワイルドな一冊。この人の本、マジでオススメです!! -
<閲覧スタッフより>
世界の屠蓄現場を取材してきた著者が三匹の豚を愛情を込めて育てた上で、その子たちの肉を食べるという前人未踏の体験ルポ。かわいくて、愛らしくて、美味しい相反するように思えるこの考え方について著者は、正義も善悪もない、人間の意思でありエゴであるとしながらも「動物の死と生と、自分の生存とが有機的に共存することに、私はある種の豊かさを感じるのだ」といいます。
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所在記号:645.5||ウチ
資料番号:10212321
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これは面白かった。
みんなが、もっと自分の食べているモノに近づくような生活になれば、ゴミになる食品は減るだろうし、無茶苦茶安い値段で買えることを良しとは考えなくなるだろう。
(ただし、役人と経済学者をのぞいて) -
面白かった。所々イラストで解説してあってわかりやすい(去勢の様子等)。ページ数有るから読み終わるまでに3日かかった。