ゲーム理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

著者 : ケン・ビンモア 金澤悠介 海野道郎

• 岩波書店 (2010年3月27日発売)

感想・レビュー・書評

[黄昏さんの感想 · 2010年5月29日]

原書も読んでいたけれど、やはりわかりにくい。
知っている話なのに、じっくり文章を1文字ずつ追って読まないと意味が頭に入ってこない。
<1冊でわかる>シリーズというのはミスリードだと思う。

[hrtsgtさんの感想 · 2010年5月18日]

ゲーム理論を数式を使わずに説明する一冊。
章ごとに幅広い内容を扱っていて、全く知識がない状態で読む入門書とは言い難い。言葉の説明も最低限のものしかないので深く理解するには到らなかった。頑なに数式を使わない事で逆に説明が難しくなって閉まっている部分もあると思う。
でも「ゲーム理論」についての興味を深めるのに向いている良書。

なぜか句点にカンマ、句読点にピリオドが使われているので物理的に文章が読みにくかった。

著者プロフィール

1940年生まれ、ロンドン大学名誉教授。専門はゲーム理論。著書に『ゲーム理論』(岩波書店)がある。

「2015年 『正義のゲーム理論的基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」