古典講読 『とはずがたり』 (セミナーブックス・セレクション)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000287029

作品紹介・あらすじ

一人の女性のきわめて波瀾に満ちた人生体験、恋愛模様を述べた日記文学の白眉『とはずがたり』。後深草院の寵愛をうけ、奔放に過ごした宮廷生活、出家回国の旅、そして院の死に接し裸足でひつぎの後を追う激情。本文の精緻な読解から、一途に生きた半生を書き綴り、自らの生の意味を問いつづけた作者の姿を明らかにする。

著者プロフィール

1948年、岩手県生まれ。東京大学大学院博士課程中途退学。大正大学特任教授。東京大学名誉教授。博士(文学)。著書に『堤中納言物語全訳注』『鎌倉時代物語集成』(共編)『新日本古典文学大系 とはずがたり・たまきはる』『物語の変貌』『源氏物語と天台浄土教』『王朝物語の展開』『宇治十帖と仏教』ほか。2016年5月没。

「2016年 『石清水物語 中世王朝物語全集5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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