略奪した文化――戦争と図書 (岩波人文書セレクション)

著者 :
  • 岩波書店
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000288156

作品紹介・あらすじ

戦争に略奪はつきものである。かつて中国、アジアを侵略した日本も、人命を奪い、土地を奪い、資源を奪った。日本が奪ったもうひとつのもの、それが本であった。知識人たちは動員され、あるいは欣喜して、膨大な図書を奪い、日本に持ち帰った。中国の人々は、図書館を奥地へと移動させ、命を懸けてこれを守ろうとした。知られざる文化の略奪史を多くの資料から明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 太平洋戦争を中心とした時代の、中国と日本における図書と図書館の破壊記録。舞台は中国大陸から島根の小さな村(著者が育った地)まで及ぶ。

    バエス『書物の破壊の世界史:シュメールの粘土板からデジタル時代まで』も読んでみないと。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784000288156

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。

大阪府立大学総合科学部卒業、兵庫教育大学大学院連合博士課程(教育臨床連合講座)修了、博士(学校教育学)。

現在、兵庫教育大学大学院学校臨床科学コース。
公認心理師、臨床心理士。

「2020年 『エンカウンター・グループの新展開』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本剛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×