「論理」を分析する (岩波現代全書 111)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000292115

作品紹介・あらすじ

論理学とは人間の本質の一部である理性(推論する能力)を導く規則を、一般的なかたちで形式的に体系化したものだ。本書は、テクニカルな内容に深入りすることなく、論理学の基礎的な部分をていねいに見ることで、その組み立てを明確に示しながら、論理学に深くかかわる哲学的に興味深いテーマについて初歩的な見通しを与える。

感想・レビュー・書評

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  • 最近論理学に関するカジュアルな入門書とかを読んでみて、物を考えるのにけっこう役に立つなぁと実感があったので、たまたま見かけたこの本に手を出したけど、ちょっとレベルが高すぎた

    例文が全部面白いんだけど、抽象的な話になるとお手上げ
    でも論理学の深淵の一端には触れられた気がする

    ただし日常生活ではこの深淵を覗き込まなくても大丈夫そう

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著者プロフィール

一九五三年生まれ。プリンストン大学Ph.D.哲学。現在、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校人文学部哲学科教授。専攻は、分析哲学、形而上学、言語哲学。著書に『世界と個体、可能と不可能』(英語、オックスフォード大学出版局)、『分析哲学入門』『意味・真理・存在』『神から可能世界へ』(以上、講談社選書メチエ)、『『不思議の国のアリス』の分析哲学』(講談社)、『「正しい」を分析する』『「論理」を分析する』『「数」を分析する』(以上、岩波現代全書)、『はじめての科学哲学』『はじめての言語哲学』(以上、岩波書店)などがある。

「2022年 『ときは、ながれない 「時間」の分析哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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