不確かな正義――BC級戦犯裁判の軌跡

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000610469

作品紹介・あらすじ

部下の戦争犯罪の責任を上官に問う「指令統制責任」-本書は、現在の戦犯法廷でも焦点となるこの法理が、連合諸国が報復感情と法正義とのせめぎ合いの中で日本軍を裁いたBC級戦犯裁判における様々な審理を通して確立していったプロセスを検証する。法廷証言などの膨大な史料を渉猟し戦犯裁判研究に新しい視角をひらく労作。

著者プロフィール

国際基督教大学卒業。カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。現在、ハワイ大学歴史学部教授。著書『東京裁判「神話」の解体――パル、レーリンク、ウェブ三判事の相克』(共著、ちくま新書)、『東京裁判――第二次大戦後の法と正義の追求』(みすず書房)、『不確かな正義――BC級戦犯裁判の軌跡』(岩波書店)。

「2023年 『実証研究 東京裁判』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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