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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000918435
作品紹介・あらすじ
人間の生を単に直線的な発展としてとらえるのではなく、その全体性をとらえる-。誰もがいつも「老若男女」の要素をあわせもつという観点から生と死、ライフ・サイクル、家族関係などの問題に光をあてる。そこに人間の意識の新たなありようと、大きな生の可能性が生まれる。常識的な枠を越えて新鮮な展望を開く画期的論考。
感想・レビュー・書評
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『生と死の接点』(岩波書店、1989年)の一部と、12編の論考を収録しています。
『生と死の接点』は、西洋と東洋のライフ・サイクルの捉え方の違いを比較しながら、人間が生涯にわたって「個性化」という課題を引き受けなければならないということを、ユング心理学の立場から論じています。
また、ボーダーラインの症例の増加が、現代社会における問題を反映しているという考察もおこなわれています。この議論は若干専門的な内容に立ち入っており、著者の文章のなかでは比較的難しいほうに分類されるのではないかと思うのですが、著者の考える心理療法家のあるべき態度について知ることのできる、重要な論考ではないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぱらぱらと再読。
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なかなかおもしろかったし前に読んだ土門に関しての本より本人が書いてるので彼のことがよりわかった。でも昔の話なのであくまでもぱらぱらとってかんじで。
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