ホビットの冒険 上 (岩波少年文庫 58)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140583

感想・レビュー・書評

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  • 詳細は 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』へ
    URL → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1374.html

    2011/9/7 予約 9/15 借りる。9/17 読み始める。9/21 途中までで中断。あとは映画で見よう!

    いよいよ、 ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日公開
    トールキン「指輪物語」前日譚を描く。
    「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説を映画化するファンタジー3部作 第1弾。

    2011年9月7日のニュース、『ロード・オブ・ザ・リング』 前日譚 『ホビット』 2部作の公開日が決定!
    第一部の原題 『The Hobbit: An Unexpected Journey』が 『ホビット 思いがけない冒険』 となり 2012年12月14日(金)公開、
    そして第二部の 『The Hobbit: There and Back Again』が 『ホビット ゆきて帰りし物語』 となり 2013年12月公開予定となっている。

    これにあわせて、「ホビットの世界」をもっと知っておこう!
    そう思って先に読んだ本、指輪物語完全ガイド―J・R・R・トールキンと赤表紙本の世界 で、その世界がおよそわかった様な気がする。
    「ホビットの冒険」から「ロード・オブ・ザ・リング」のつじつまあわせなど、トールキンに イマイチ感を持ってしまった。

    わざわざ、「ホビットの冒険 上下」を読む必要はないと読むのを中止。

    内容 :
    ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、
    ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝をとり返しに旅立つ。
    79年刊の新版。

    著者 : トールキン
    1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテン生まれ。オクスフォード大学卒業。
    同大学教授を務め、中世の英語学と文学を講じた。
    著書に「指輪物語」など。

  • 文体は平易でわかり易く、ワクワクしながら読める小説。登場するキャラクターたちは、ファンタジー世界の中のものそのもので、ゲーム好きやこういった文学世界好きのものにはたまらない。ホビットが成長する過程も面白い。

    ただ、登場するドワーフの数が多すぎて、個々の性格や行ったことを覚えておくのが少し大変。

  • 大作『指輪物語』へと繋がるファンタジー小説。
    ホビット(小人族のひとつ)のビルボ・バギンズが、魔法使いガンダルフに誘い出され、13人のドワーフ(同上)たちとともに、龍から宝を取り戻す旅へ出る物語。

    「地面の穴のなかに、ひとりのホビットが住んでいました。穴といっても、ミミズや地虫などがたくさんいる、どぶくさい、じめじめした、きたない穴ではありません。(中略)なにしろ、ホビットの穴なのです。ということは気持ちのいい穴にきまっているのです」―――といった調子で物語は始まる。語りかけるような文体だからか、馴染みがないはずの異世界へ、読者が自然に分け入っていけるように感じる(瀬田貞二の訳文の巧みさもあるのだろうと思う)。巻頭に掲げられた地図をはじめとした寺島竜一の挿絵も、物語によく馴染んでおり、眺めていて楽しい。

    主人公のビルボが、50歳ぐらいの分別ある大人であるのがまた面白い。冒険に憧れる血筋を持ちながら、足を踏み出すことのなかったビルボが、(事件に巻き込まれるだけでなく)大活躍を始めるところで上巻は終わる。下巻の展開がとても楽しみ。

  • 年末の映画公開に備えて十数年ぶりに再読。子供の頃に読んだきりで、大筋以外は忘れてしまっていたので新鮮な気持ちで楽しめた。例の指輪もこの時点では「便利なアイテム」だし、ピンチの連続ではあるものの上巻は全体的にコミカル。初めは周りに流されるままだったビルボがだんだん旅慣れてきて、何度となくとっ捕まる(笑)ドワーフたちを助けて奮闘するのが痛快。でも根っこは自分のねぐらと美味しい食事を愛するホビットのままなのがまたいい感じ。

  • 冒険に憧れながらも、家やベーコンを何度も懐かしく思い出すビルボがいい感じ。それでも序盤よりは成長して、ドワーフの仲間たちを助けに行こうとする勇敢さも兼ね備えていくのが心強かった。後編も楽しみ。読み終わったら映画のDVDも見よう。

  • 映画を見たので復習。
    なんとなく話の流れと言葉が噛み合わない感じがあって調べたら、瀬田氏訳には色々異論があるのがわかった。
    原作好きとしては、これも英文で読まなければいけないのだと思った。
    指輪物語より子供向けな感じではあるが、ストーリーは大人が読んでも楽しめる。まあ、訳し方の問題なのだろう。

  • 9/27掲載 上下 道立図書館 工藤氏

  • 2016.11.読了

  • ビルボ・バギンズ
    ホビット

  • 夜寝る前、子どもに読み聞かせをしています。冒険物語でワクワクします。

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著者プロフィール

(1892-1973)オックスフォード大学教授。言語・神話への豊富な知識を生かして創造された別世界ファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。他に『ホビットの冒険』等がある。

「2022年 『終わらざりし物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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