ドリトル先生アフリカゆき (ドリトル先生物語全集 (1))

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001150018

感想・レビュー・書評

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  • すごく聞き覚えがある題名だけど、読んだことなかったので読んでみました。
    医者のドリトル先生は大の動物好き。たっくさんの動物が家にいて、患者とのいざこざがあり、次第に患者が来なくなってしまいました。ある日ふとオウムのポリネシアが動物には動物語があるとドリトル先生におしえてくれました。動物と自在に話ができるようになった先生は、人間の医者をやめて動物の医者になりました。
    ツバメのたよりにより、遠いアフリカの地で猿が疫病で苦しんでいると聞いた先生はアフリカを目指すことにしました。

    色々な改訂版が出ていて絵柄が可愛いのもあるんだろうけど、最も硬派なのを選びました。なんと訳者が井伏鱒二!今の子が読むにはちょっととっつきにくいかもしれない。大人はサクッと読めますけど。でもできればこの文章に馴染んでもらいたいなー。

  • 小学生の間で、一番、何度も繰り返し読んだのが、「ドリトル先生アフリカゆき」でした。

    偏屈だけど、動物には好かれる性格も素敵。
    なんとなく、心が落ち着く話です。

    最初は、名古屋市立鶴舞図書館で借りて読んでいました。
    何度も借りて読みましたが、最後にはシリーズを全部買い揃えました。

    その最初の号がアフリカ行きです。

    ps.
    「ドリトル」が、do littleのことだと知ったのは、中学校に入ってからでした。

  • 幼少時に読んだころは井伏鱒二氏のむずかしい日本語がよくわからなかったりもしましたが、おもしろくて風合いのあるお話。

  • えらい博物学者でお医者さまのドリトル先生は
    ひょんなことから飼っているオウムに動物の言葉を習います。
    以来「動物の言葉がわかるお医者さま」と動物たちの間で大評判になり
    多くの動物たちが、先生に診てもらおうとはるばる押し寄せてくることになります。

    ドリトル先生はどんなに疲れていても、就寝中でも食事中でも
    急患(もちろん動物)がくれば往診に飛んでいく。
    人間のお客はわかっちゃいないけど、動物たちは、先生の人物が素晴らしいこと世界に二人といない名医であるかをようく知っているんですね。

    また先生は博物学者でもありますから、たくさんの動物たちに支えられながら冒険の旅に出かけます。

    まさに子どもの夢が詰まったようなお話です。
    一気に読めます。

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