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- / ISBN・EAN: 9784002042107
感想・レビュー・書評
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始まりは古い衣装箪笥から広がる異世界の長い長い物語。このナルニア国の興亡は聖書の教えが丁寧に練り込まれており、衝撃的なラスト主人公達の死で幕を閉じる事には多くの人が読後ショックを感じるはず。しかしながら聖書をベースとしたこの物語の特徴にて解釈すれば死後のまことの世界の存在、死後再生の世界を描いたと云えるのです。かなり宗教色の強い物語である。世界大戦後の多くの作品には著者の戦争体験が往々にして反映されており、より一層人間の善と悪、命と幸福を突き詰めて創作にあたる作家のひとりにC・S・ルイスもまたそうであった。作品には如実に表れている。悲しげな影を感じた作品でした。
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高校生くらいになってから全巻購入して読んだ。きっかけは、誰の小説だったか忘れたけれど、登場人物が「このナルニア国物語を小学生のときに親せきに薦められたが、その時は興味を持てなくて読まず、最近読んだらとても面白かった。小学生の時に読みたかった。親せきは年齢に合わせてすばらしい本を紹介してくれた。子供のころに読んでいたらきっともっと楽しかった」的なことを話しているシーンがあったから(内容はうろおぼえ)。どの本でそんな内容が出てきたか覚えていないのが残念。
実際読んだらすごくおもしろかった。小学校の図書館には、はてしのない物語よりナルニア国物語を置くべきだと思う。(在籍してた小学校にはなかった)
アスランがナルニアを作り上げるシーンが、映像が目の前に広がる感じ、不思議で雄大で美しい印象的なシーンだった。
大学の英語の授業で「第1巻を丸ごと翻訳」が課題となって、期末の課題が第1巻の内容を基にして英語で短編小説を書くという無茶ぶりだったのを思い出した。大変だったけど、読んだことがあったから翻訳自体は自分の言葉に直すのが楽しかった。 -
大学生の頃、図書館で借りて読んだ本。まさか映画化するとは思わなかった。魔女が結構好きだった気がする。
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少し難しい所もありますが、生きていくために重要なことを教えてくれる本。それは、当り前のことなのに、日常生活の中で、忘れられてしまっていること。厳しいことも教えてくれました。
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オモシロイ
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映画の第1章を観て、こういう話大好き!!って思い、その後、全巻読破しました☆
元々、どこか別の世界へ行って・・・みたいな話が大好きなので、はまりました!
私の好きな本の中に入ってます。 -
ナルニア国物語は児童文学の傑作。個人的には「あさびらき丸東の海へ」が一番好きです。登場人(?)物ではネズミのリーピチープがかわいくてかわいくて…(*^^)
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七巻セットいいねー