今昔物語集 (4) (新日本古典文学大系 36)

著者 : 小峯和明

• 岩波書店 (1994年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[不軽青蛙さんの感想 · 2012年12月17日]

第３６巻

[czy-data-bさんの感想 · 2007年8月29日]

確かこのへんに怪異譚がたくさん載ってたかと。意外と面白いんです。

[たまさんの感想 · 2005年11月22日]

あるときは書店員たま、そしてあるときは大学生たま……！
<br><br>
のっけからアホですみません。<br>
本業である学業でかーなりお世話になっているのがこの本。<br>
今昔物語といえば芥川龍之介ですが（「鼻」とか「羅生門」とか）そうでなくてもたっぷり楽しめる本です。<br>
性的な下ネタがほとんどないのに面白いということは、今の時代の純粋な笑いにも通じてるってことですよ。

著者プロフィール

立教大学名誉教授、中国人民大学高端外国専家。『説話の森』（岩波現代文庫）、『説話の声』（新曜社）、『説話の言説』（森話社）、『今昔物語集の世界』（岩波ジュニア新書）、『野馬台詩の謎』（岩波書店）、『中世日本の予言書』（岩波新書）、『今昔物語集の形成と構造』『院政期文学論』『中世法会文芸論』（笠間書院）、『東洋文庫809　新羅殊異伝』（共編訳）、『東洋文庫875　海東高僧伝』（共編訳）、『予言文学の語る中世 聖徳太子未来記と野馬台詩』（吉川弘文館）、『遣唐使と外交神話　『吉備大臣入唐絵巻』を読む』（集英社新書）など。

「2021年 『東アジアに共有される文学世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」