新日本古典文学大系 84

著者 : 中野三敏 揖斐高 日野龍夫 大田南畝

• 岩波書店 (1993年7月28日発売)

作品紹介・あらすじ

広い学識と和漢雅俗の文才を兼備した「東都の大賢師」大田南畝。その奇才は、漢詩文・狂歌・戯作・随筆等、多彩な方面に縦横無尽に発揮され、江戸戯作壇の領袖と呼ぶにふさわしい。表題作の他に『通詩選笑知』『壬戌紀行』『奴凧』『南畝集(抄)』の全七篇を収録、天性のユーモアと新鮮なパロディが光る洗練洒脱な文海の全貌を窺う。

感想・レビュー・書評

[不軽青蛙さんの感想 · 2012年12月18日]

第８４巻

著者プロフィール

1935年（昭和10年）福岡県生まれ。九州大学名誉教授。近世文学研究。1998年に紫綬褒章、2010年に文化功労者を受章。著書に『和本の海へ 豊饒の江戸文化』 （角川選書、2009年）、『江戸の文字を楽しむ』全三巻（角川学芸出版、2010年）等。

「2012年 『江戸文化再考』 で使われていた紹介文から引用しています。」