闘病日記 上 (同時代ライブラリー 48)

著者 :
制作 : 中村 真一郎 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002600482

作品紹介・あらすじ

昭和38年10月、高見順はガンを宣告された。執筆活動と近代文学館開設のために奔走する日々、否応なく死と向きあう日々、病床での日常を克明に記録した日記は、「最後の文士」といわれた高見順の文学と思索の総決算でもあった。上巻は「昭和39年よ、さようなら。今年1年、こうして生きることができた!」と結ばれる。

著者プロフィール

1907年、福井県に生まれ、1965年、千葉県に没する。小説家、詩人。
本名、高間芳雄。
高校時代にダダイズムの影響を受け、東京帝国大学文学部時代にはプロレタリア文学運動に加わる。
1935年、『故旧忘れ得べき』で第1回芥川賞候補。1941年、陸軍報道班員としてビルマに徴用。戦後も、小説、エッセイ、詩とジャンルを問わず活躍した。
主な作品に、『如何なる星の下に』(人民社、1936)、『昭和文学盛衰史』(文藝春秋新社、1958)、『激流』(第一部、岩波書店、1963)をはじめ多数。
ほかに『高見順日記』(正続17巻)、『高見順全集』(全20巻)がある。

「2019年 『いやな感じ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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