フォトエッセイ トットちゃんと訪ねた子どもたち: 撮り続けて三十五年 (岩波ブックレット NO. 1053)

著者 :
  • 岩波書店
4.00
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 37
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002710532

作品紹介・あらすじ

写真家・田沼武能氏はユニセフ親善大使の黒柳徹子さんに同行し、35年以上にわたり毎年のように世界各地を訪れ、子どもたちの写真を撮り続けてきた。戦争や自然災害、貧困にもめげず懸命に生きる子どもたちの姿を生き生きと捉えた写真と、現地での生の印象を綴った文章からなるフォト・エッセイ。(「はじめに」=黒柳徹子)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 黒柳徹子 日本ユニセフ協会大使|ユニセフ親善大使
    https://www.unicef.or.jp/partner/kuroyanagitetsuko/

    フォトエッセイ トットちゃんと訪ねた子どもたち - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b591590.html

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1296227

  • 戦争、紛争、災害…外国の貧困生活を知ると、不況にあえぐ日本がちっぽけに見えてくる。
    「戦争は人間の起こす最大の愚行である。」大人のエゴで弱者が虐げられる理不尽さに胸が痛む。自分の運命を選ぶことさえできない子どもたちはどうすれば幸せになれるのか?と疑問が浮かぶ中、子どもたちの親は教育の重要性をしっかりと認識していた。教育を受ければ、子どもたちは自分で考え選択できるようになり、将来自らの道を切り拓き、どんな困難にも立ち向かえるのである。
    教育施設もままならず、木の下で勉強せざるを得ない状況の中で、生徒の生き生きとした表情が、厳しい生活環境という暗闇に輝く一筋の光に映った。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054447

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1929年、東京・浅草生まれ。写真学校を卒業後、木村伊兵衛氏に師事。新潮社の嘱託などを経て1959年からフリーランスとなる。1965年、アメリカのタイム・ライフ社と契約。ライフワークとして世界の子どもたち、人間のドラマ、武蔵野や文士・芸術家の肖像を撮り続けた。1995年から2015年まで日本写真家協会会長。1979年モービル児童文学賞、1985年菊池寛賞等を受賞。1990年紫綬褒章、2002年勲三等瑞宝章を受章、2003年文化功労者に顕彰され、2019年に写真家初の文化勲章を受章。2020年に朝日賞特別賞を受賞。2022年6月1日逝去。

「2023年 『武蔵野 わがふるさと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田沼武能の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×