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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003022436
作品紹介・あらすじ
内田魯庵が「船虫の一生の如き、単なる一挿話とするには惜しい話材」と評した妖婦船虫が、先ず盗賊の女房として、次に郷士の女房として登場。また、女田楽師旦開野じつは犬士の一人毛野が、父の仇馬加一家を斬りまくる対牛楼のくだりも含まれる。
感想・レビュー・書評
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お盆休みの3冊目。
「曲亭馬琴作 南総里見八犬伝 第三巻」。
3年位前に読み始めて、2巻目まで読んだままにしていた岩波文庫版。
当時書かれた言葉そのままなのでチョット読み辛いけど、それでも七五調の文章でワクワクドキドキ読める活劇物。悪家老が出てきたり、毒婦や魔物まで出てきます。第三巻でやっと八犬士が出揃うけど、まだまだ別れ別れで、一堂に会するところまでは行き着きません。第四巻以降のお楽しみ。 -
仇討ちの多い巻。犬坂毛野こと女田楽師に扮した旦開野が親の仇、馬加常武らをみなごろしにする対牛楼のシーンがあります。犬山道節はあだ討ち失敗するけど。<br>それから亡霊だの妖怪だのがやたら多かった気がする。尺八、力二郎、赤岩一角(犬村大角の父)、山猫のバケモノ…<br>ファンタジーというよりオカルト小説?<br><br>性別詐称した旦開野こと犬坂毛野(美少年)に恋を打ち明けられた犬田小文吾に笑った。ちょっと疑ったりしてるけど、「落ちついたら結婚しよう」…←まんざらイヤな気はしてないんだ(笑)毛野さん美人だもんね男だけど。<br>あとで実は旦開野が男だということを知った小文吾のリアクションが冷めすぎててさらに笑った。
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