化政期 落語本集: 近世笑話集 下 (岩波文庫 黄 251-3 近世笑話集 下)
- 岩波書店 (1988年6月16日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003025130
作品紹介・あらすじ
好評の『軽口本集』『小咄本集』につづく江戸笑話シリーズの最終巻。寛政(1789‐1802)以後に咄の会を備した焉馬・一九・慈悲成ら戯作者の作と、文化・文政期(1804‐30)に高座で大活躍した可楽・文治・正蔵ら落語家の作8種をおさめた。現行の落語ほとんどそのままのもの、あるいはその原型を想わせるものがあって興味つきない。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
近世笑い話シリーズ下巻。化政期となり、この頃にいわゆる古典落語も確立してきた時代とのことで、落語のネタも収録されているらしい。私は落語に詳しくはないので、読んで「あぁ!あの話ね」と感じるとこまでいかないが、もしかすれば現代の落語家さんが使うネタもこの本にあるのかもしれない。
一つ一つの文章も上巻に比べ、作り込んであるのかちょっと長くなっている。
お笑いの歴史を見るには貴重な1冊だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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