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- Amazon.co.jp ・本 (145ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003025628
作品紹介・あらすじ
山伏姿に身を変え奥州へ落ちゆく義経主従。その前に安宅の関が立ちふさがる。関守富樫の厳しい詮議と追及。弁慶がこれを大胆不敵に退け、一行は辛くも虎口を逃れる。市川海老蔵(七代目団十郎)天保十一年初演の演目を、明治の「劇聖」九代目団十郎が端正な一幕劇として昇華させ今に伝わる、歌舞伎十八番屈指の傑作狂言。
感想・レビュー・書評
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本文より、細かい注釈がすごい。演出メモ付の台本を読んでいるよう。
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小樽商科大学附属図書館蔵書検索OPAC
https://webopac.ih.otaru-uc.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB10301123
物語は源義経一行が平泉へ向かう道中にて、関所で一芝居を打つ弁慶に涙する名場面。テレビでも放映され、上演回数の非常に多い人気演目である勧進帳の台本が、語釈や解説と共に僅か145頁に。衣装の布地に化粧や鬘、役者の所作に至るまで詳細に記された注を読めば理解も深まり、更に台詞を音読すれば気分はまるで役者のよう。これも岩波文庫の面白さです。
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