幕末維新パリ見聞記――成島柳北『航西日乗』 栗本鋤雲『暁窓追録』 (岩波文庫 緑 117-2)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003111727

作品紹介・あらすじ

徳川幕府崩壊とともに三一歳で隠居し、ヨーロッパを一民間人として漫遊した成島柳北(一八三七‐八四)。幕府外国奉行として渡欧した栗本鋤雲(一八二二‐九七)。祖国のために観察した現役の外交官鋤雲と、心の赴くままに漫歩した自由人柳北の、二つの西洋見聞録。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 徳川幕府崩壊とともに31歳で隠居し,明治5年,欧米を一民間人として漫遊した旧幕臣成島柳北(1837-84).幕府の駐仏公使として,慶応3年,ナポレオン3世治下のフランスに渡った栗本鋤雲(1822-97).現役の外交官として祖国のために観察した鋤雲と,あくまでも自由人として心のおもむくまま観察した柳北の,二つの西洋見聞録.

  • 2009.10.20

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著者プロフィール

1938年生まれ。比較思想史研究者・大妻女子大学名誉教授。『中江兆民全集』の編集などに携わる。著書に『中江兆民のフランス』、訳書に『世界の名著 モンテスキュー』など。2016年没。

「2022年 『周作人自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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