イギリス民話集 (岩波文庫 赤279-1)

  • 岩波書店 (1991年10月16日発売)
3.85
  • (8)
  • (6)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 11
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (407ページ) / ISBN・EAN: 9784003227916

みんなの感想まとめ

イギリスの昔話や民話を集めた本書は、百編の物語が多彩な語り口で紹介されており、読者を引き込む魅力に満ちています。産業革命以降、口伝えの物語が失われていく中で、19世紀末に集められたこれらの物語は、イギ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 題名の通り、イギリスの昔話、民話集ですね。
    百編の物語が語り口で紹介されています。
    「人間の精神生活の基本は、時代を違え民族を異にしてもさほどかわるものではなく、昔話を貫いている原始的な思考形式も世界各地で似通っているのが当然、と考えるのが妥当な見方であろう。」としながらも、イギリスは産業革命から口伝の昔話や農村の言い伝えが廃れていったものを、19世紀末からかき集めた物の一部が本書だそうです。
    ジェントルマンのお国柄にあんに相違して、ユーモアや奇抜さが目立つのがイギリス民話の特長との事でした。その通りで読んでいて面白さが目立ちますね。勿論、怖い話は付き物なのでバラエティー豊かに楽しめます。
    昔話や民話集は興味深いので色々読んでいきたいです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ひだまりトマトさん
      猫はジェントル故に、色々なユーモアが発達した気がする。
      ドロっとしたのや、慇懃無礼なのや、、、
      猫のお薦めはジェローム・...
      ひだまりトマトさん
      猫はジェントル故に、色々なユーモアが発達した気がする。
      ドロっとしたのや、慇懃無礼なのや、、、
      猫のお薦めはジェローム・K・ジェローム「ボートの三人男」(中央公論新社)です。
      2022/07/23
  • 四半世紀ほど積読だった本!笑
    ふと開いてみたらおんもしろ〜い!
    当時もきっと本屋さんで気に入ったから買ったに違いないんだけど。
    編者(訳者)の河野一郎氏が四年の歳月をかけて、【むかし話】【ふしぎな話】【こっけいな話】に分類し、100ものさまざまなお話を再話等から集めて編んだ、渾身の一冊。
    短くも味わい深い作品が多いので、ナンセンスを理解できる年齢なら読み聞かせにも良いかも。
    時折現れる挿絵も楽しい。
    拾い読みしつつイギリスの民俗を堪能していきたい。

  • 死体が生き返る話など怪奇小説に近い感じの作品もあり多少不気味さがありました。「三匹のこぶた」、「ジャックと豆の木」は童心に帰れて懐かしい気持ちになりました。

  • 2021年5月30日に紹介されました!

  • イギリスの民話を百話、「むかし話」「ふしぎな話」「こっけいな話」に分け収録。巻末に各話の紹介有。

    「むかし話」にはお約束の昔話――墓場から盗んだ腕を返してほしいとせがむ亡者や、悪魔の名前あてなど他国のむかし話で見られる話やジャックと豆の木、三匹の子豚などを収録。
    「ふしぎな話」は幽霊、魔女、悪魔が登場する話などが収録されており、大いに興味があった。

  • 新書文庫

  • お国柄のせいか、ふしぎで少し怖い感じのする話も、沢山載っているのが印象的だった。
    「ケンプのおっかあ」「もう一人分の空き」「ファーネルの亡霊」「霊を鎮める」が個人的におすすめ。

  • イギリスの昔話といえば、ジェイコブズによって再話されたものが知られ、ここには河野一郎氏の編集で、バラエティに富んだ100篇の民話が集められている。むかし話、不思議な話、こっけいな話と大きく三つのカテゴリーに分かれ、一つ一つは短い話ながら、それぞれに味わいがある。
    むかし話には、ジャックと豆の木や三匹の子豚、トム・ティット・トット、魚と指輪…などなど、どこかで読んだ覚えがあるなじみ深い物語が多く、面白い。
    不思議な話としては、妖精話や伝承ものとしてよく知られたパターンの他、幽霊話などあれこれ。
    こっけいな話は、文字通り、人をくったようなひねりのあるお話が並ぶ。
    巻末には、それぞれの話の註釈がついて、これがまたいろいろ参考になって興味深い。

    一昔前のパソコンは立ち上がりにものすごく時間がかかって、機動する前のひとときにこうした短いお話の集まった、民話集を読んでいた…と、言って(書いて)いたのは村上春樹氏だったと思うが、そういう僅かの時間に読み継ぐのにもぴったりの一冊だと思う。
    私も一気に読まずに、少しずつ楽しみ、時間がかかりました。(笑)もっともいくつか並行して読書するタイプではありますが…。

全8件中 1 - 8件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

㈱服部年金企画にて、年金電話相談室長を務める。
同社は、年金のプロ集団として、年金教室、年金大学、研修会・相談会、社労開業塾の開催、年金図書の販売を行っている。
平成27年度は、全国35の金融機関で、年に4,500回の年金相談会、年に400回の職員研修を行った。

「2019年 『「金融機関の年金相談」実例問答集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河野一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×