- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003241219
感想・レビュー・書評
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美しい。
未完だったことは知らずに読んでいた。
第二部は難解で今の自分には分からなかった。詩が身近にないからか。
またしばらくしたら読もう。
とにかく美しいこと。
指輪物語のアラン・リーに絵を描いてもらいたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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『ある夜,青年ハインリヒの夢にあらわれた青い花.その花弁の中に愛らしい少女の顔をかいま見た時から,彼はやみがたい憧れにとらえられて旅に出る.それは彼が詩人としての自己にめざめてゆく内面の旅でもあった.無限なるものへの憧憬を〈青い花〉に託して描いたドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリス(1772―1801)の小説.』(「岩波書店」サイトより▽)
https://www.iwanami.co.jp/book/b247669.html
原書名:『Heinrich von Ofterdingen』
著者:ノヴァーリス (Novalis)
訳者:青山 隆夫
出版社 : 岩波書店
文庫 : 380ページ
メモ:
・松岡正剛の千夜千冊 132夜
・西洋文学この百冊 -
見つからない花が、最も美しい。
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こういう文学が時代とともに色あせることがないのは、鉱物の美しさがどの時代でも変わらないからかもしれないなー。
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第1章を読んだだけで、もう勘弁という感じ。これが名作なんかなぁ…
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ロマン主義の聖書、その魂の始祖といってもいいんじゃないかな。その原点がどこにあるかはわからないけど、ここにひとつの起点があるのは確かだと思う。また何度でも読み返そうと思う。
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新書文庫
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青年ハインリヒが旅の道中で坑夫や運命の女性に出会い、新しい世界を見出して行く様子が詩的な文章で描かれている。特にマティルデに出会って付き合うくだりは青春っぽさとかみずみずしさが伝わって来た。後半の構想メモみたいなものはぶっとんでで理解できなかった
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詩的な表現が多く、読んでいて心が洗われる本だと思う。
私は詩を書いたり、読んだり、理解したりするセンスが皆無であるため、本当の良さを感じられなかったと思う。