- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003300213
感想・レビュー・書評
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「五輪書」の全体像は分かるっているつもりだけど、いざ読み始めると奥が深すぎ。
宮本武蔵とは、いったい何者だったのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぬた~ん。
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剣術が処世術であった時代に書かれたビジネス書と思って読むと、今でも通用する考え方が多数述べられていて興味深い。相手の身になって考え、事を有利に運ぶ。見えないものを見る。守りの行動も含め、すべては次の瞬間に敵を斬るためと心得よ。等々。
武術をやっている人なら、より一層楽しめると思う。 -
443夜
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読んでも古文何で解読するの面倒で
流し読みに
最後の解説だけまともに読みました。
え〜とこの本は「宮本武蔵」の人生の末期という切迫した
心理的状況下に執筆されて、十分に整頓する時間的余裕
もなく書かれたものらしく、武蔵の人生観
五感で感じ取れたのは
剣術に対してと仏教、風水の類の倫理観的臭いと
その時代の背景も多少感じ取れたイメージです。
唯一、心に刺さった表現がありましてそれだけ紹介して
レビュー終わります。
※当たり前の事やけど、全部自分にできているか
問いかけたら
全て出来ているとは限らんかなぁ
悔いなき人生を送ろうと思いました。
ここから引用
地水火風空、是五巻也。我兵法を学ばんと思ふ人は、
道をおこなふ法あり。
第一に、よこしまになき事をおもふ所
第二に、道の鍛錬するところ
第三に、諸芸にさはる所
第四に、諸職の道を知る事
第五に、物毎の損得をわきまゆる事
第六に、諸事目利を仕覚ゆる事
第七に、目に見えぬ所をさとつてしる事
第八に、わづかなる事にも気を付くる事
第九に、役にたゝぬ事をせざる事 -
剣以外の事にも通づるのかも。
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だいぶ前に読んだが、正直、武術をやっていない者には、分からない内容かもしれない。
ただ日常のヒントもある。
五輪書地水火風空
地概要、水自分流派、火合戦無常、風他流派、空自を真に入れる手に剣無
何においても拍子あり。武の拍子、商の拍子、敵を倒すには、敵の拍子を崩す。
全体性であるものは、制限して物事を表す言葉では、表現しにくい。
遠きところ近くみて、近きところ遠くみる 刀は親指、人差し指を軽く、中指は
中間、薬、小指しっかり。美術のときに使う、少し細める。足は、切るときも、
歩むときも両足を右左と踏む。心を水に、どのようにも対処しやすいように。い
づれの構えも切ることとして構える。構えのためじゃない。シミュの大切さ。全
身であたる。手じゃなく、身を入れる。拍子合わないときは、相手より早く打つ
相手が少し崩れる。観客がただ動くのを見ている役者。
エトス、パトス、ロゴス。相乗効果の本質は、相違点に価値をおき、それを尊重
し、強みをのばし、弱さを補完すること。男女平等論。どうしても分からないと
きは、引いてみろ!四手をはなす。とらえにくければ、まず少し動かすことによ
って、相手の拍子を観る。盗人が家に取籠るのは、外の相手を強いと思うから、
よく吟味すべし。こちらに利があることを見せて、自然とやめさせる。はじめは
、相手に敬意を払いあう、打ち解け、お互いに感情移入して、勇気を持ち、尊敬
と理解をしめし、創造する。そして、共通のビジョンを身につけてみる
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日本の誇る「BUSHIDO」ここに極まり。
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89年11刷本 確保