山川菊栄評論集 (岩波文庫 青 162-3)

著者 : 山川菊栄

制作 : 鈴木 裕子 

• 岩波書店 (1990年10月16日発売)

作品紹介・あらすじ

日本の女性解放運動史上に傑出する理論家山川菊栄。明確な論旨と鋭い問題意識につらぬかれたその著作は今日なお大きな意義をもつ。平塚らいてうら先輩批評家の論理的矛盾を突いて女性解放理論に新しい地平を拓いた初期から、いちはやく老人問題に注目した後期まで、山川婦人論の精髄27篇を収めた。

感想・レビュー・書評

[shokuzaisettoさんの感想 · 2024年4月22日]

社会主義運動と女性解放運動の理論家の評論集。切れ味の鋭い論考が並んでいる。解説も言うように、階級・ジェンダー・平和を常に同時に考えようとする視点は、今でも古びない。

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年2月9日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/706831

[マリコさんの感想 · 2006年9月26日]

素晴らしく聡明で論理的思考のある女性