神秘哲学: ギリシアの部 (岩波文庫 青 185-3)

著者 :
  • 岩波書店
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 121
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003318539

作品紹介・あらすじ

東洋思想の概念・枠組を大きく変え、日本、世界の思想界に反響を起した井筒俊彦(1914─93)の初期の代表作である。ソクラテス以前の哲人達から、プラトン、アリストテレス、プロティノスへと続くギリシアの精神史を、人知を超えた絶対的真理「自然神秘主義」の展開として捉える。ギリシアを通して東洋思想の深層に踏み込む。(解説=納富信留)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4月27日は哲学の日。紀元前399年4月27日、ギリシャの哲学者であるソクラテスが獄中で毒を飲んで亡くなったことに由来する。 - 日本食糧新聞電子版
    https://news.nissyoku.co.jp/today/639679

    思想家紹介 井筒俊彦 « 京都大学大学院文学研究科・文学部
    https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/japanese_philosophy/jp-izutsu_guidance/

    神秘哲学 - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b432943.html

  • 神秘哲学:ギリシアの部(岩波文庫)
    著作者:井筒俊彦
    東洋哲学と西洋哲学の架け橋となるとなるヒューマニズムの思想。言葉の力で文化の違いを乗り越えようと努力し井筒の比較能力は東洋と西洋という文化のを融合を試みた。
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。『アラビア思想史』『神秘哲学』や『コーラン』の翻訳、英文処女著作Language and Magic などを発表。
 1959年から海外に拠点を移しマギル大学やイラン王立哲学アカデミーで研究に従事、エラノス会議などで精力的に講演活動も行った。この時期は英文で研究書の執筆に専念し、God and Man in the Koran, The Concept of Belief in Islamic Theology, Sufism and Taoism などを刊行。
 1979年、日本に帰国してからは、日本語による著作や論文の執筆に勤しみ、『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表した。93年、死去。『井筒俊彦全集』(全12巻、別巻1、2013年-2016年)。

「2019年 『スーフィズムと老荘思想 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井筒俊彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×