史記列伝 2 (岩波文庫 青 214-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003321423

感想・レビュー・書評

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  • 『史記列伝(二)』では「范雎・蔡沢列伝 第十九」から「黥布列伝 第三十一」までを収録。また巻末に「六国年表」と地図「戦国時代要図」「漢初要図」を収録。「范雎・蔡沢列伝 第十九」、「呂不韋列伝 第二十五」、「刺客列伝 第二十六」、「李斯列伝 第二十七」が印象に残った。

  • 蒙恬将軍の悲劇が意外にも自業自得みたな書かれ方をしていて、当時の考え方というか司馬遷の考え方にドライな印象を受けた。他にも2巻には黥布や彭越や李斯の列伝も。

  • 11年前に購入した際、一度読んだきりだったのでこの度再読した。

    本巻には「范雎・蔡沢列伝 第十九」から「黥布列伝 第三十一」までの現代語訳と「六国年表」が収録されている。

    どのような人物も光り輝く事績を得ることが、人生の中で一度はあるもの。『史記列伝』はそのような人のまぶしい時を書き留めているように思えた。

    岩波文庫はいわば学術文庫なので、大学で専攻したわけではない私には、正直言うと読むのに苦労した。小さな活字、古い難解な言い回し、過ぎた意訳などは覚悟してほしい。

  • 司馬遷による中国最古最大の歴史書『史記列伝』

    特徴的なのは、事物の時系列ではなく、人物の歴史をそれぞれの列伝として書かれてある点。

    主に秦の始皇帝が天下統一した時代の前後の傑物を取り上げている。

    腐刑を受けた司馬遷の怨念がこもった2000年以上も前に書かれたこの書物は、男の戦いの歴史であり、人間のアホさ加減も見てとれる。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003321421
    ── 司馬 遷/小川 環樹・他訳《史記列伝(二)19750818 岩波文庫》19950615
     

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著者プロフィール

京都大学名誉教授

「2017年 『角川新字源 改訂新版 特装版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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