- Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003322017
作品紹介・あらすじ
四字一句の250句でなる「千字文」は、中国古代より児童の文字を学ぶ初歩の教科書として広く利用され、日本では習字の手本としても古くから親しまれてきた。本書は千字文を口語に訳し、文選読みという古い読み方と、多くの興味深い逸話を含む李暹の「千字文注」の訳を加え、巻末に智永の真蹟本「真草千字文」を付した。
感想・レビュー・書評
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文学
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立花隆『東大生はバカになったか』で紹介されていた本。
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昔(梁、6世紀)、漢字を学ぶために作られた中国の書物。4文字ずつで意味をなし、漢詩を読んでいるようで面白い。本来の書物は、能筆家で有名な王羲之の書をもとに書かれたと言われる。朝鮮や日本では子どもの習字のために使われた。
漢字一文字ずつの本来の意味が丁寧に書かれており、それにまつわる伝説や物語も書かれていて面白い。 -
文字の手本の割に深い
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いろは歌の中国版ですね。
いろいろな故事が織り込まれていて楽しいですよ。 -
書道をかじっていたころがあった。千字文も臨書したっけ、そのあと、この本を買い、手元に置いてある。忘れたころに、本を開く。手ごわい相手だ。
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ホントに千文字使われてますよ。それにちゃんと韻文になってて泣かせます。スゴいです。梁の王様が文官の周さんに一晩でつくらせたそうですが、周さん一夜で白髪になっちゃったそうです。王様こわいです。中国侮り難しです。
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四文字熟語を極めたい方!
この本に尽きます。
古代中国でも教科書に使われていたそうです。