- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003342015
感想・レビュー・書評
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未読
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やっと読み終わった!!
最初はシュリーマンの自叙伝なのですらすらページをめくれる。しかし後半から、シュリーマンの書簡を
ところどころ引用しながら、第3三者視点でシュリーマンのなした事業の功績を述べるものだから読みにくかった。
シュリーマンはホメロスの叙事詩を真実だとかたくなに信じて、それを基に発掘をおこなったわけだけど、ホメロスの叙事詩の詳しい内容が本文に書いてあるわけでもなく、私にトロヤ戦争やオデュッセイヤについての基礎的知識がなかったものだから理解できずにつまづいちゃったのよね。
よってホメロスの『イリアスとオデュッセイヤ』を読まずにはいられなくなっちゃいましたよ。
シュリーマンは独学で15ヶ国語あまりをマスターしたという語学の天才でもあるので、自叙伝の中の彼の勉強方法は興味深かった。
・非常に多く音読すること
・決して翻訳しないこと
・毎日1時間あてること
・常に興味ある対象について作文をかくこと、これを教師の指導によって訂正すること
・毎日直されたものを暗記して、暗証すること
つまり、インプットと同時にアウトプットもしなくては意味がないということよね。さっそく実践しなくては。 -
シュリーマンの有名な自伝。あまり面白くない。
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語学の天才っていいですよね。
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仕事で成功をおさめたあと、好きだった古代の史跡発掘に情熱を燃やした。特に外国語の習得方法は参考になります。小説をまるごと暗記してしまう方法。それを召使いの前で暗唱することで、色んな言語をマスターした。
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この本を見て、イチローを思いだした。
偉大な結果を出すには思い描いた理想に向かって、毎日邁進すること。毎日が積み重ねだから、成長することができる。どんな馬鹿げたことでも、信じれる何かがあるななら、人生捧げたら結果は出る。
すぐには結果はでないけど、自分の夢は必ずかなう。
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熱きおもい。信念をもって夢を叶えた男の話
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なにかと批判も多いシュリーマン氏ですが私はこの人大好きです。ホメロス=おとぎ話のという風潮の中、馬鹿にされながらも一途に持論を信じ、歴史をひっくり返した気骨の人。先日本書を片手にトロイ遺跡に行ってきました。ヘレンがスパルタの船団を指差したというスカイア門は跡形もありませんでしたが、シュリーマンを偲んで感無量でした。ヘレンごっこをしたりして。馬鹿です。
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シュリーマンは語学の天才。語学学習の参考に。
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情熱って使うこと多いけど、簡単に持つこともキープすることもできないって、これ読んで思いました。