経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫)

制作 : Joseph A. Schumpeter  塩野谷 祐一  東畑 精一  中山 伊知郎 
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003414712

作品紹介・あらすじ

成熟した資本主義経済の複雑なメカニズムを分析した書物として、本書はケインズの『一般理論』とならぶ古典的な位置を占める。資本主義経済過程を循環-発展の二段階的に把握し、革新・新結合という経済内部の自発的な発展力に着目して、信用・資本・利子・利潤・景気循環などの動態論的問題を統一的に解明する。

感想・レビュー・書評

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    ── シュンペーター/塩野谷 祐一&東畑 精一&中山 伊知郎・訳
    《経済発展の理論 ~ 企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究
    〈上〉1912 19770916 岩波文庫》≒シュムペーター
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003414713
     
     Schumpeter, Joseph Alois 18830208 Hungary America 19500108 66 /
     
    (20160926)
     

  • 経済学の観点から、イノベーションの基本概念である「新結合」に初めて言及した本。
    上巻では、経済発展の要素として「新結合」と、それを行う「企業家」とそれを助ける「金融」について考察されている。
    「新結合」を説明するために、その前提となる「静態的な経済循環」を説明するために第1章を費やすなど、「理詰め」に多くの文章が割かれていて、一般的に「読みにくい本」と評価されているようだし、実際にそう感じた。

  • 資本主義の預言者たち中野剛志から

  • Financial Education & Design という勉強会の、とある回の課題図書です。
    みなさん造詣が深く、読むポイントも各々の問題意識によって異なり、とても面白かったです。
    経済の本を読んだのは初めてでしたが、とても楽しかった。

    第2章とあとがきをなんとか読めば、エッセンスはわかります。笑
    あとは、日々の仕事にどう活かしていくかが問われます。

    ********
    第2章の「発展」という概念が大切。
    弁証法の概念を実質的に援用して「発展」を定義。
    旧いものと新しいものが相剋するところから、新しいものが旧いものを打ち負かすことによって止揚し、新しい秩序がつくられるという。

    銀行家・利息の役割について言及。

    *********
    いまから100年前、激動の時代に激動の澳・独で、まだ経済学が新しい学問だった頃の学者さん・大蔵大臣さんだったひとの著書。

    「イノベーション」という言葉を用いていないのに「初めて用いた」ということになっています。

    *********
    訳がひどいですが、翻訳にもいろいろ難しさがあるそうです。
    原文をなるべく逐語的に訳したほうがいいのか、とか。(『歴史を変えた誤訳』など参照)

    数十年前の学生さんやビジネスマンさんたちが
    この訳をほいほい読めていたとしたら、想像力が豊かすぎます。

  • 新結合の五類型を提示し、発明・発見だけでなく、既存技術の統合や、新しいサービスのあり方、新しい販売の仕方なども新結合であることを示した。これは現在のイノベーションの考え方に通じている。

  • 経済に発展をもたらす「新結合」には何が必要かが書かれた本。

    経済を発展させるには、企業家により「新結合」が必要。
    新結合のポイントは5つ。
    1.新しい財貨の生産
    2.新しい生産方法の導入
    3.新しい販路の開拓
    4.原料や半製品の新しい供給源の獲得
    5.新しい組織の実現

    新結合を成功させるには、銀行家の存在が必要。
    経済は、静態と動態という循環を繰り返す。

  • やっぱり訳が難しいが、原著が手に入らなさそうなので仕方ない。ケインズと対比して読むと面白い。

  • イノベーションに関する話題においていつも名前のでるシュンペーターの代表的な著作を読んでみたが、非常に難解。
    ただ、企業者の考え方については、非常に参考になった。

  • この本、何度読んだことか、、、。
    経済の粋を超えてしまった経済書でやんす。

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