野田又夫
明治四十三年(一九一〇)、大阪府に生まれる。昭和八年、京都帝国大学哲学科卒業。昭和十年、大阪高等学校教授、昭和二十二年、京都大学に転じ、同大学教授。専攻は西洋近世哲学。著書に『デカルト』(西哲叢書)、『哲学入門』『近代精神素描』『啓蒙主義とヒューマニズム』『デカルトとその時代』『ルネサンスの思想家たち』などがあり、訳書にラヴェッソン『習慣論』、デカルト『精神指導の規則』、ブートルー『自然法則の偶然性』、ラッセル『私の哲学の発展』などがある。平成十六年(二〇〇四)没。
「2019年 『方法序説・情念論』 で使われていた紹介文から引用しています。」