奈良――古代史への旅 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004130949

感想・レビュー・書評

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  • 友人からまとめて本をもらったときに含まれていた一冊。

    退屈な一冊だなと思いながら読み進めていったが、
    途中からその面白さに少し気づけた。
    面白さとはやはり、歴史のロマンだろう。
    古事記と日本書紀という記紀をはじめとした、歴史の不確かさ故の面白さ。

    昔も今と変わらず、戦争や政治の動乱は絶えずあり、
    その時々に生きた人々は、現代の我々と同じように
    考え、悩みながら生きてきたのだということに触れられた瞬間に
    非常に感慨深いものを覚えた。

  • 古事記・日本書紀周辺の古代史を読み解くための新書。しかし、学者の数だけ説があるという感じで、古代史の解釈はそれぞれだが、本書は観光案内までついてるところがユニークかな。しかし、記・紀を物語として面白く描いているのは、八木荘司かな。

  • [ 内容 ]
    「大和は国のまほろば」と歌われた奈良は、いまに美しい山河の地である。
    三輪、畝傍など各地にまつわる神話や伝説を分析し、数々の遺跡を訪ねつつ古代日本の歩んだ道を明らかにする。
    古事記や日本書紀、万葉集、さらに古墳や宮跡の最近の調査を手がかりに描き出される古代の姿は、読者を新しい奈良への旅に誘ってやまない。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

1919年、神戸市生まれ。大阪市立大学教授を経て名誉教授。大阪文化財協会評議員などを務める。大阪文化賞受賞。著書多数。

「1997年 『なにわ塾第66巻 古代史の真実を探して』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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