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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004131175
作品紹介・あらすじ
附: 参考文献, 略年譜
感想・レビュー・書評
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1955年に刊行された植木枝盛の新書。前半が生涯、後半が主な議論の紹介になっている。その人民主権に近い思想、抵抗権、婦人参政権も含む普通選挙など、植木の主張のラディカルが強調されている。
敗戦からまだ10年ということで、日本国憲法と植木の思想を比較したり、再軍備が進むなかでの植木の思想の意義といった話も出てくる。熱気に満ちた本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【連載】"―― #また19世紀後期にまつわる本を買ってしまった…… "
⑩家永三郎『革命思想の先駆者』(岩波新書)
http://www.amazon.co.jp/dp/4004131170
時は明治…。民草に過酷な圧政をなす支配者に、果敢に立ち向かった思想家・植木枝盛。
明治政府によって一度は歴史から消されたが、京都帝大を退学になった異端の研究者・鈴木安蔵によって掘り起こされ、その精神は日本国憲法に甦った。
さらに戦後、彼の生き様を世に伝えようとしたのは、やはり政府と対峙し文教政策を質し続けた反骨の研究者・家永三郎だった。
しかしいま再び、彼らの歴史は埋没してしまっている…。
"支配に立ち上がった英雄"…"消された歴史"…"異端の研究者"…"自由を求める闘い"…
これらのフレーズと難しい漢字が好きな貴方のための一冊(バイブル)。
"く…ッ!! 鎮まれ俺の革命思想…ッ!!!"
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