自由と国家: いま「憲法」のもつ意味 (岩波新書 新赤版 93)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004300939

感想・レビュー・書評

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    イギリスの「権利章典」から300年、フランス人権宣言から200年、そして明治憲法の発布から100年。
    その1989年に「昭和」が終わり、保守支配も揺らいだ。
    加えて中国の流血事件、ソ連・東欧の自由化への模索…。
    1990年代の政治を見通す座標軸を求めて個人・集団と国家との歴史的な相剋に光をあて、「近代立憲主義」の意味を問う。

    [ 目次 ]
    1 いま何が問題か―1989・憲法論的考察
    2 明治憲法体制「そんなに悪くなかった」のか―〈1989〉の意味
    3 個人と国家 どうむきあうか―〈1789〉対〈1689〉の意味
    4 日本の憲法体験から何を発信するか―〈1689-1789〉モデルの押しつけ?

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    [ 参考となる書評 ]

  • 【2009夏休み_4冊目】

    先生から薦められた樋口陽一の本.読みやすかった!
    近代国家,個人,中間団体,国民,憲法について,少しは理解が進んだかな?

著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2019年 『憲法を学問する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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