戦後の日本経済 (岩波新書 新赤版 398)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004303985

作品紹介・あらすじ

敗戦後の廃墟から奇跡的復興を遂げ、高度成長を実現し、オイル・ショックを乗り越えて経済大国となったこの五十年-重要な岐路はどこにあったのか、構造的要因は何だったのか。丹念に歴史的事実を検証しながら、世界的な注目と論議の的である「日本型企業システム」の形成過程を明らかにし、バブル崩壊以後の課題と展望を示す。

感想・レビュー・書評

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  • まず、通して読んで驚いたのは
    その参考文献の多さ、
    あとがきによるとそれでも知人関連の
    出典は割愛したようですが…
    多いってば!!

    戦後の焼け野原から
    いかにして現在まで行ったのか…
    そこにはアメリカの影響下から始まり
    思わぬ軍需がもたらした特需や
    アメリカの方針転換もありました。

    その一方で不思議なものもありましたが
    なぜ財閥を解体したのか…
    おそらく脅威であると同時に
    なんか未知のものにアメリカには映ったのでしょうね。

    でも出てくる企業は今も合併していたりはするけど
    聞いたことのある名前ばかりよ。

    内容としては、少々むずかしめだけど
    変わりすぎたこともありますね。
    それは、格差の拡大。
    絶対にほぼ変わりなかった
    北欧の国とは現在は差がついているはず。

    どこで間違ったんだろうねぇ。

  • 日本経済の復興の道を主に企業の側面から評価する。

  • ◆77冊目
    16年前の本だけあって、近代史の勉強をしてるようだった。
    特に目新しさも、筆者の意見もあるわけではなく、
    事実を淡々と綴っている。
    新聞記事のダイジェストを読んでる気分でした。

  • 敗戦ー復興ー高度成長ーオイルショック等を経て経済大国となった日本の50年を分析した一冊。

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