- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004307341
作品紹介・あらすじ
介護保険制度が導入されて一年、福祉の現場でNPO(民間非営利組織)の重要性が増している。地域に密着した福祉サービスや高齢者のニーズにあった事業など、全国で展開されている事件を紹介し、NPOのしくみと役割をわかりやすく解説。新たな市民ビジネスとして注目されるNPOの実像とその可能性に迫る。
感想・レビュー・書評
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4004307341 197p 2001・6・20 1刷
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行政が出来ない事業を、ほっぽり出す為に設立したんなら、もっとNPOに資金を投入すべきなのでは、と思った。競争率のバカに高い、成金による助成金制度ほど、NPOをバカにした制度はないと思った。
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ちょっと前の本だけど、地域で活躍している福祉NPOの活動がよく分かった。自分のNPO観とも共通している部分もあった。でも、本の中に出て来る法律とかは本が出版された当時と変わっている可能性もあるから、そこは勘違いしないように。
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(「BOOK」データベースより)
介護保険制度が導入されて一年、福祉の現場でNPO(民間非営利組織)の重要性が増している。地域に密着した福祉サービスや高齢者のニーズにあった事業など、全国で展開されている事件を紹介し、NPOのしくみと役割をわかりやすく解説。新たな市民ビジネスとして注目されるNPOの実像とその可能性に迫る。 -
[ 内容 ]
介護保険制度が導入されて一年、福祉の現場でNPO(民間非営利組織)の重要性が増している。
地域に密着した福祉サービスや高齢者のニーズにあった事業など、全国で展開されている事件を紹介し、NPOのしくみと役割をわかりやすく解説。
新たな市民ビジネスとして注目されるNPOの実像とその可能性に迫る。
[ 目次 ]
1 NPOとは何か
2 活動するNPO法人
3 介護保険とNPO法人
4 市民がサービスを創る
5 NPOとボランティア
6 アメリカのNPO
7 行政とのパートナーシップ
8 税制優遇と財政自立
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
福祉NPOの現状について書いた本。
特に1998年の「NPO法」と2000年の「介護保険法」によって、福祉NPOの活動がどのように変わったかを描いている。
NPOの中には、NPO法人としての活動と介護保険指定業者としての活動、指定居宅介護支援事業としての活動を同時に行っているような団体も存在する。
なお2000年の段階では、NPOによる病院等への有償の移送は介護保険の対象外だったようだ。
移送サービスに関しては,p71以降に若干の言及が存在する。この時点では厚生労働省の管轄の事業であると考えられていたようだ。 -
テスト
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NPOと行政が適度な距離と緊張関係を保ちつつ協働するにはどうすればよいかが問題であるが、結局のところ、相互に相手の立場を尊重すること、彼我の立場の違いを自覚すること、そして現場での試行錯誤を通じて相互に鍛えあうほかはないのだろう。介護保険というシステムは、その意味で日本のNPO発展の試金石となっているように思える(指定管理者制度もそうかもしれない)。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20061010#p1