- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004307617
作品紹介・あらすじ
外国語学習の達人ピーターが日本人の英語力にあわせて考案した、斬新な学習&コミュニケーション法。膨大な暗記を必要とせず、話す・書くのに必須の単語や要素を最低限学ぶ。完璧主義をとらない。電報式日記やいろいろなゲームで学ぶ-など、登るべき山を低く設定しながら、確実に役に立つ英語を身につける道がしめされる。
感想・レビュー・書評
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ピータフランクルはハンガリー人であるが、そんな著者が説く第二外国語としての英語の学び方。何よりも語彙なんだよな。日本人論としても読める。
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なんていいんだ!ピーター・フランクル。
電報式日記もおもしろい。
やってみよう!って気になる。
彼は数学者でありながら大道芸人。
11カ国語を大学で講義できるほどのレベル。
頭の良い人の文章は読みやすい。
難しいことを簡単に書いているから。
ピーター・フランクルの本はどれもおもしろいし役に立つ。 -
三葛館新書 830||FK
著者が13年間でたくさんの日本人との交流してきた経験を活かし、なかなか英語を話せるようにならない日本人のためにその学習法とコツを伝授してくれる本書。
間違うことを嫌い、完璧主義な日本人。もっと脳をやわらかく柔軟に考えよう!
膨大な暗記は必要ありません。ちょっとした工夫とゲーム感覚で役立つ英語を身につけることができるでしょう。
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=43436 -
文法違いや時制違いなどに囚われずブロークンイングリッシュでもいいから相手とコミュニケーションをとる、沈黙は金などというのは他の国では通用しない、自己紹介などでもよいのでとにかく話すことが大事ということを指摘しているあたり実に日本人のことをわかってるなぁと感嘆。
英語の簡単な日記や一文字ごと変えるゲームは子供の英語教育に向いてそう。 -
(2005.10.11読了)(2004.05.07購入)
ピーター・フランクルは、ハンガリー生まれの大道芸人で数学者です。ドイツ語、フランス語、英語、日本語、中国語などを習得してきました。その様子は、「ピーター流外国語習得術」(岩波ジュニア新書)に詳しく紹介してあります。
この本は、「世界中で英語を多少理解できる人々と、自由に楽しくコミュニケーションを取るための指南書です。」
1.自己紹介はコミュニケーションの基本
「自己紹介は、名前で始めましょう。」「2番目に出すのが自分の職業です。できる限り、会社名や大学名にこだわらないでもらいたいのです。」「次に、自分の家庭環境についてです。個人と個人の関係を築きたいなら、それを一番話すべきなのです。自己紹介を通して何を得るのがいいかというと、一番は相手との共通点を見つけることです。」
2.日本語でまとめる力を養う
英語が上手になるためには、話をするだけではなく、やはり書くことが必要です。日本語で上手に話をするためにも、書くことが必要なのです。
●ダイニングキッチン(40頁)
ダイニングキッチンを英語で書いてみてください。dining kitchenという答えが普通でしょう。おそらくliving roomの類推から、-ing形にしたのだろうと思います。しかし、正しい英語では、dinnerを食べる(dine)という意味から、dine-in kitchenなのです。
(念のため辞書を引いてみました。dining kitchenはありましたが、dine-in kitchenは見つかりませんでした。dine inという表現はありました。)
3.英語日記を書こう
英語で日記を書くと、英語の勉強になるのはもちろん、自分を客観的に見つめることもできます。
4.連想ゲームで単語リンクを作る
英語の単語を二つ選び片方開始にし、もう一方を終点にします。開始の単語の一文字を変えて、意味のある単語でつないで終点に至るゲームで、単語力を付けようという話です。例えば、dog→dot→hot→hat→catという感じです。
5.完璧主義は不要
コミュニケーションをとるためにはどうしても話をしないといけません。どんなものでも最初は下手で、しだいに上手になるのです。
6.コミュニケーションの潤滑油
コミュニケーションで大切なのは、できる限り相手の状態を察して、自分の心の状態などを伝えることです。
●ジョーズ(117頁)
Do you mean jaws? (鮫のこと?)
(ご存知のように、鮫は英語で、sharkです。jawは、顎です。)
7.ことわざで表現力を磨く
自分が母国語できちんと理解したものは、つまり他の単語を使って説明できるものなら、外国語でも自分にあったレベルでそれを表現できるのです。
8.英英辞典ゲームで文章力をつける
英英辞典ゲームとは、ある英単語の説明文を辞典を見ないで作ってみて、英英辞典の説明にどのくらい近いかを競うゲームです。
著者 ピーター・フランクル
1953年 ハンガリー生まれ
1977年 オトボス大学大学院修了、博士号取得
1779年 フランスに亡命
1988年以降日本に在住
数学者、早稲田大学理工学部教授
☆関連図書(既読)
「数学放浪記」ピーター・フランクル著、晶文社、1992.03.20
「ピーター流らくらく学習術」ピーター・フランクル著、岩波ジュニア新書、1997.10.20
「ピーター流外国語習得術」ピーター・フランクル著、岩波ジュニア新書、1999.12.20
「数学の愛しかた」ピーター・フランクル著、NHK人間講座、2004.08.01
(「BOOK」データベースより)amazon
外国語学習の達人ピーターが日本人の英語力にあわせて考案した、斬新な学習&コミュニケーション法。膨大な暗記を必要とせず、話す・書くのに必須の単語や要素を最低限学ぶ。完璧主義をとらない。電報式日記やいろいろなゲームで学ぶ―など、登るべき山を低く設定しながら、確実に役に立つ英語を身につける道がしめされる。 -
・英英辞典を使ったゲーム
・スクラブルゲーム
・アナグラムになっている単語の空所補充クイズ
などがあって数学者風味の本です。
長続きする日記の書き方として
・電報風日記
を例にあげているのも面白いです。
中国で、見知らぬ人々に中国語の自己紹介をし続けたエピソードが素晴らしい。
確かに同じネタで何度も話せるし、
話していくうちに自己紹介内容が洗練されていきますね。 -
3日坊主どころか1日坊主の私なので、恐らく英語で日記は無理だろうけど、英単語を英語で説明するゲームはやってみたいかも…