ニューヨーク (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004307754

作品紹介・あらすじ

世界中の人種とその文化のモザイクといわれるニューヨーク。時代に先駆ける芸術やエンターテインメントがここに集まり花開いてきた。この巨大都市に自由な「生」の昂場を感じ魅かれ続けてきた著者が、ブロードウェイ、グリニッチ・ヴィレッジ、タイムズ・スクェア、五番街などの街歩きを楽しみながら、その歴史と文化を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 簡単な地図と年表付き。

  • ニューヨークという街の、街区ごとの歴史や文化誌について概観出来、なかなか面白かった。
    すごく卑近な例として、以前から「タイムズスクエア」の「タイムズ」って何だろう?と思っていたのですが、「ニューヨークタイムズ」の本社から来ているのですね。
    そういった基礎知識も薄い私にとっては街の入門書としてためになりました。

  • 鎌倉図書館で読む。著者は、「マリリン・モンロー」等の著書で著名な東京大学の先生です。非常に読みやすい岩波新書です。メトロポリタン美術館について、あまりの数にあきれています。ある種の狂気だと指摘しています。

  • 旅行に行ったあとに読んだ。

    NYCに対する知識が深まった。

  • アメリカ文学の研究者が書いたニューヨーク案内書。
    町歩きが楽しくなる本としてお勧め。

    【熊本県立大学】ペンネーム:Toshi,Minomo

  • [ 内容 ]
    世界中の人種とその文化のモザイクといわれるニューヨーク。
    時代に先駆ける芸術やエンターテインメントがここに集まり花開いてきた。
    この巨大都市に自由な「生」の昂場を感じ魅かれ続けてきた著者が、ブロードウェイ、グリニッチ・ヴィレッジ、タイムズ・スクェア、五番街などの街歩きを楽しみながら、その歴史と文化を語る。

    [ 目次 ]
    はじめに―ニューヨークを歩く
    1 「取り引き」の都
    2 「下町」を求めて
    3 ブロードウェイ
    4 タイムズ・スクェア
    5 五番街
    6 都の奥
    7 「もっと大きな」ニューヨーク

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • アメリカ文学・文化が専門の著者が自身の体験などを盛り込みながら、ニューヨークの歴史やそこに生きた人々の様子などを中心に紹介した本。まさに「ニューヨーク歴史散歩」といった趣の本で、おおむねマンハッタンを南から北上する順で、地域ごとに書かれている。各章のはじめにその地域の地図があるので、地図で通りを辿りながら読み進めていくと面白い。ちなみにニューヨークに行った時は、この本に書いてある通りや建物をめぐり、とても楽しめた。ガイドブックでは分からない、建物や土地の歴史を知ることができるので、ニューヨークに行く人、行ったことのある人などにおすすめ。(2007/09/20)

  • ニューヨークに魅了された人のこだわりのガイドでしょうか。行ってみるまでは怖いというイメージしかなかったのですが、やはり魅力的な街なんだと想います。

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著者プロフィール

1932年、岐阜県生まれ。55年東京大学文学部英文科卒業。大学院で比較文学比較文化を専攻。文学博士。東京大学名誉教授。著書『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社、1970、日本学士院賞受賞)、共著『亀井俊介と読む古典アメリカ小説12』(南雲堂、2001)、『語り明かすアメリカ古典文学12』 (南雲堂、2007)他多数。

「2021年 『物語るちから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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