東アジア共同体: 経済統合のゆくえと日本 (岩波新書 新赤版 919)

著者 :
  • 岩波書店
3.13
  • (3)
  • (9)
  • (33)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 139
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004309192

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゼミの発表のために読んだ本。

    少し論拠が弱いように思えた。

    肯定派の本。

  •  前半が同じ事ばかり言ってる印象を受けたがとりあえずEU、NAFTAと地域共同体が主流になりつつある現代において日本はどの共同体にも属しておらずそれは非常に今後、経済的にもつらい。その結果、国際舞台の国連などでも発言権が低下していくってことだと認識しました。
     後半は、現在いまだに未熟な東南アジアの金融市場で日本主導でシステムを構築すべき!っていうのには非常に納得できた。
     読んでてつくづく思ったのが日本は未だにアメリカの属国的な感じだということ。アメリカ国債も肩代わりしてるし。。。。
     そして、著者の言う『これ以上、価値が上がらない、むしろ今後下がっていくドルを持っておく必要はないし東南アジアを中心になぜ未だにドルを基軸にするのかがわからない』という意見には納得できた。
     今後は、日本主導で円、もしくは人民元主導で貿易等を行うべきだという主張にも賛成です。

     7章以降は楽しくてやっぱり金融好きだなと感じました。

  • 東アジア共同体の実現可能性がどれほどのものか知りたくて読んだ。
    うーん、感想は、著者の認識は甘々だと思います。
    日本にメリットがあるとは思えないことがいっぱい挙げられているけど、それらは「度量を示すべき」って言葉で片づけてしまいます。
    東アジア共同体構想の原型がASEANにあることなど、概念自体を知る分には色々と得るものがありました。

  • 東アジア共同体そのものの定義は現在もあまりはっきりしないので、はっきりしないものについて解説するのは非常に難しいのであろう。本書を読んでもそこまでよくわからない。ただ、それをめぐる議論の入口として流し読みする分にはよかった。中国の勢いや今後の展望がよくわかる。

  • おもろない。この本じゃない。
    東アジア共同体構想。
    経済統合はまだしも日本大量移民受け入れ計画は納得いかない。いずれは中国も超少子化時代になるのでは?つか日本人も金をほとんど使わないのが経済の低迷を悪循環させてるのに、中国人が大量に入って来ても窃盗団等の不安要素があるだけでなくほとんど金を仕送りに回され中国が外貨収入を増やすだけじゃないのか?

谷口誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×